泣く理由
私がまだ泣いているのは、私が辛くてかわいそうだから、
なのか、
夫を悼み、惜しんでいるから、
なのか、
よくわかりません。
こんな形で別れたくなんてなかった。
後何十年も一緒にいたかった。
それは確かなんです。
でも、
仕事の引き継ぎ、得意先への挨拶回り、遺品整理、などを考えていると、
どうしても、
めんどうで、恨みがましく思ってしまうのも、
事実。
自分のために泣いているのを、夫のためと言っているのではないか、
涙が止まると、いつも考えてしまいます。
醜い。
私の性根は醜い。
だから、夫は逝ってしまったのでしょうか。
醜い自分を突きつけられても、どうしようもないのに。
苦しい。死にたい。
でも、
今の状態で死んだら、きっと夫は余計に心配するし、怒るでしょう。
怒るなら、出てきてくれればいいのに。
「しっかりして」って言ってくれたらいいのに。
もしくは、
「頼むね」って抱きしめてくれたらいいのに。
それだけでいいのに。
未だに堰が切れたように涙が溢れてしまう日です。
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